ラベンダーは安眠に良くない
あなたはこんな間違いをしていませんか?
先日、友人から 眠れないんだけど、
・・・アロマ使っているよね?
と聞かれました。
僕が、どうしたのと聞き返すと・・・
眠れなくって。
朝方まで、眠れない日もあって・・・
いつ頃から眠れなくなったの・と聞き返すと・・
いつ頃か、わからないけど、多分・・半年前くらいからかな。
〜〜半年前〜〜
友人は、学生時代から優しくって面倒見の良い頼れる存在でした。
そんな友人が人事異動で離党に単身赴任することになりました。
奥さんと子供達は学校の関係で一緒にいけなくって・・
友人は、家族のことが心配でしたが奥さんと子供達に見送られ、一人で離島に3年間勤務することになったんです。
離島勤務から復帰するとほとんどの場合は、管理職に抜擢されるらしく、
友人はそれを望んでいました。
しかし、赴任先の上司との関係が・・よくありませんでした。
友人は目の下にクマを作っていて・・
眠れないんだということがよくわかりました。
僕はラベンダーの香りを友人に嗅がせました・・するとよくわからないけど、ラベンダーって安眠にいいんだよねと彼に聞かれました。
彼は、事前に調べていたらしく 精油のことを一通り知っていました。
ラベンダーは、眠る時に使うと「セロトニン」と言う物質を脳から出しやすくしてくれるのです。
セロトニンは幸せホルモンと言われていて、脳内をポジティブに変換してくれます。
現代社会は、ストレス社会です。
些細な事で人間関係に歪みができて、溝になってしまいます。
緊張状態の脳にはストレス緩和のラベンダーが必要です。
しかしですね・・・僕の話を聞いてください。
眠れない人に、ラベンダーを進めるのは間違いなんです。
ラベンダーの作用は鎮静作用なんです。
アロマ初心者向けの講座参加者に、ラベンダーの香りという事を伏せておいて、香りに対するイメージと快か不快かをお聞きします。
すると、約半分の方が、香りに対して苦手です。
と回答されます。
アロマテラピーで1番人気のラベンダーですが、実は香りに対する感じ方が別れる事が良くあるんです。
なんで、かと言うと、ラベンダーの香りは安眠に良いのではなく、香りの成分は、体に対して鎮静作用として働いてくれるのです。
鎮静する事によって私たちは、眠りにつく事になります。
しかし、香りが苦手な方は、鎮静どころか不快に感じてしまいます。
眠れないからといって、ラベンダーを進めるのは間違いかも・・
但し、アロマテラピーの凄いところは・・・今日、不快だからといって・・ずうっと不快という訳でもないんです。
ラベンダーが苦手な方には、オレンジスイートを1:2の割合でブレンドしてみてください。
不思議なんですけど、苦手だった感じがなくなります。
相乗効果・・ラベンダーのマイナス部分をオレンジが消してくれるんです。
平井数冨実
PS:精油の正しい使い方はとっても簡単です。でも、初めての方には難しいかもしれません。初めての精油選びで失敗したくない方は・・店頭にお越しください。貴方の悩みに合ったアロマテラピーを提案します。